- 作者: finalvent
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/02/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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RSSリーダーもあるのに、つい更新を確かめに行くblogがあって、極東ブログと、経済のトリセツと、やまもといろうblog の3つ。そのなかの、極東ブログの id:finalvent さんが書いた自伝。
本が届くのを楽しみに待ってたら、経済のトリセツの山形さんが強烈に罵倒芸してて、それはそれで楽しみになった本。
著者のfinalvent さんは謎の多い人で、なんであんなにインターネット技術に詳しんだろなーとか、文章は文系ぽいのに理系の匂いもするとか、日頃思っていた謎が半生を追っているうちに随分了解できた。そいう意味では、ある種のアイドル本であって、今までの彼の文章などから垣間見れた姿と、照らしあわせて楽しんでしまった気もする。
個人的には、今年自分は30になるし子供できるし、山形さんのいう"知らない人の、特に変わったものでもない結婚や子供や仕事の話"がとても読んでいて面白かった。30過ぎてフラフラしてもいいよね。とか子供育てるのに3ヶ月かかりっきりになってみたいよね。とか、30歳頃のfinalventさんを見ることで、わりと僕自身のしたい事を肯定されたような気がした。子育て中に参考にした育児書も読んでみたくなった。お子さんが沢山いることも知らなかったので、普段理性的なの文章を書く人も子供のことになると、盲目というか親バカにならざるを得ないんだなあというのも面白い。
後半の、沖縄の話とか、大学の話は参考にはなる。ただ、沖縄は行ったことないのでどうしても感情移入しにくい。大学と勉強の話は、ですよねー。と思う事が大半。なにか学問に入門したい時に、欧米の大学の教科書読みましょうというのは、そうだった、忘れてた。大学にもう一回行きたくなった。
山形さんが、ちらっと紹介していたスヤリマンの話が出てたのもタイミングが良くて驚いた。ちょうど"この本の名は"を今読んでる。
- 作者: Raymond M. Smullyan,川辺治之
- 出版社/メーカー: 日本評論社
- 発売日: 2013/02/19
- メディア: 単行本
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finalvent ファンなら買って損はなし、そうでないならオジサマの説教に聞こえても仕方ないかも。
ただ、難病とは存じ上げませんでした、どうかご自愛ください。その点以外は、子供に恵まれて、フリーランスで自活できてて全然、人生を"負け"判定しなくても良いんじゃないかな。とは思った。55歳にして何万人かのファンがいるわけですし。
- 作者: finalvent
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
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