3行まとめ
- Automator を使うと QuickTime で文字起こし再生するのも簡単。任意のエディタが使えて便利。
- 任意のショートカットキーで再生と停止を行うことができる
- 再生再開時に、すこし巻き戻したり、再生速度を早くしたり遅くしたりもできる
たまには技術の小ネタを一つ。所要で文字起こしをすることになり、音声ファイルを再生しては止め、文字を打ちこむというアレをすることになりました。なるべくキーボードから手を動かしたくないので、ショートカットキーで再生と停止を出来るようにします。
Automator でクイックアクションを作る
Automator の 新規作成から、クイックアクションの作成を選ぶ。
下の画面になるように、左ペインのライブラリ > ユーティリティーから "Apple Script を実行" を選ぶ。
スクリプトを入力する
on run {input, parameters} tell application "QuickTime Player" tell front document set s to playing if s then pause else step backward by 20 # 20 step 巻き戻す。1 step 何秒かは不明 play set rate to 1.2 # 1.2 倍速再生 end if end tell end tell return input end run
作ったクイックアクションをショートカットキーに登録する
一番したのやつ。Automatorで保存した名前が、一般の下にあるはず。
はい。これで、どの画面にいても、登録したショートカットキーで、QuickTime の再生停止が出来ます。再開時にちょっと巻き戻してくれるので、入力の確認もできます。便利ですね。ぜひご利用ください。
Apple Script かなり便利なのに、文法が慣れないのがつらい。