肝心の業務のほうは入社から半年は Web Frontend の開発と、社内のデータ分析の仕事を担当しました。7月から始まったcluster社の下期では、所属するプラットフォーム事業部の中でも、エンタープライズ事業部の支援を行う event 班のリードを担当。エンタープライズ事業部はclusterの中で行われる、企業主催のeventの制作進行を行う部署で、CG制作やイベント制作進行のプロフェッショナルが揃っています。一方私の所属するプラットフォーム事業部は3D空間の制御からWebやモバイルアプリのようなユーザーの接点となる部分まで一般のユーザーさんが使う機能全般を開発します。UGCプラットフォームとしての機能と、toB向けイベントプラットフォームとしての機能がお互いに影響しあい、新しいプラットフォームを作り出しているところは clsuter の非常に面白い特徴です。こうした部署をまたいだ仕事をしたいというのは、入社前から伝えていたことで希望がかないとても満足しています。
そして先月11月からエンジニアのチームが2つに再編成されました。Engine Team と Growth Team という名前で、そのうち Growth Team のリードを務めています。Growth Team は Web やモバイルアプリなどユーザーさんとの最初の接点になる開発を主に担当し、ユーザー体験やユーザー数を Growth させていくためのチームです。前述のevent班はGrowth Teamの担う機能の一つになっています。こちらのチームの成果もそう遠くないうちに公開されますので、ユーザーの皆さんに楽しんでもらえたらと思っています。
on run {input, parameters}
tell application "QuickTime Player"
tell front document
set s to playing
if s then
pause
else
step backward by 20 # 20 step 巻き戻す。1 step 何秒かは不明
play
set rate to 1.2 # 1.2 倍速再生
end if
end tell
end tell
return input
end run
さて、チュートリアルができたら、自分の思い描く空間を作らねばならない。今回の目標はイベントスペースで開催されたインスタレーションの再現である。当初はイベントスペースの図面をとってきて、完全な再現を試みたのだが、わりとすぐに破綻することが分かった。一つには現実にあるものの再現は、とても労力がかかるという事実による。株式会社積木製作さんによる Unity Japan 社屋のVR空間再現がものすごく気合が入っていて作品として、また制作録としてとても面白い。
大まかに空間ができたところで、今回の制作のメインである、動画の表示を確認した。最初にも書いたけれど、この作品は8mmフィルムから編集された動画が4面の布スクリーンに投影されている。これを Unity内の空間で再現する必要がある。幸い Unity には Video Player というめっちゃ便利なコンポーネントがあり、これを Quad オブジェクトにくっつけるだけで、平面上で動画を再生することができる。
Video Playerによる動画は自分で発光しているわけではない。つまり外からの光が当たらないと動画は見えない。現実の作品では、プロジェクターによる投影だったので、Unity上でもスポットライトをスクリーンに投影することでスクリーンに光を当てている。全くの3D制作初心者だったので、地面に垂直なポリゴンに、光が全くあたらず真っ黒になって焦るみたいなことがあったのだ...