和服で出社するようになって半年
この記事は クラスター Advent Calendar 2022 (2枚目) 4日目の記事です。昨日は kyokomi さんのとある中距離通勤の基本リモート月1物理出社でした。月1出社あるあるが楽しい記事でしたね!
さて、クラスター株式会社で Engineering Manager をしている kurain です。弊社では年に2倍の速さで社員が増えているので、これは外見的な特徴がないとなかなか自分を覚えてもらえないので和服を着て出社することにしたという話です。
和服の始め方
これは本当にぜんぜんわからん。ということで和服に詳しい友人の nanto_vi さんに連絡して1時間ほどビデオチャットで色々教えてもらいました。要点としては以下
- (6月頃だったので) 浴衣から始めると楽
- 洗える布地にしておいたほうがよい
- おすすめの本がある(同じ著者なのでどちらかで大丈夫)
教えてもらった本は、そうかしこまらずに気軽に和服を始めようという本で、だいぶ背中を押してもらった気がします。コーディネートを眺めるにはこの本も楽しかった。
nanto_vi さんのこの記事
も参考にしています。
和服出社初回
7月の出勤日から浴衣で出勤してみました。浴衣は大阪のこちらのお店に行って買ってきました。相談にも乗ってもらえて助かりました。やる気が高まりすぎて、クラスター柄の帯を作ったりしていました。
作り方はこちらのblogが参考になります。布は大阪にある布印刷の会社であるREALFABRICさんで印刷してもらいました。納期は約1.5週間で、印刷代と布代,送料合わせて2500円くらいです。
リバーシブルに作りましたが大きいロゴの方は不評だったので、小さいロゴの方を使っていました。その後会社のロゴが変更になったので、こちらの角帯はお蔵入りです。
夏の間
浴衣で2回くらい出社したのですが、毎回同じ服なのもなー。ということで、次はヤフオクにチャレンジ。特に男性の場合、自分に合うサイズの和服が新品で売っているということは稀です。なので早く欲しい場合は、古着を買ってくる必要があります。着丈と裄丈が合えばそれなりに着れます。ただ、自分の場合、裄丈がちょっと長めなのでちょうどよいサイズが見つからないことが多いです。ヤフオクアプリに、”裄XX‘ という検索ワードを登録してひたすら新着を眺めたりしていました。
秋の間
だんだん和服で出社するのがそれほど困難で無いことが分かってきたので、ちゃんとサイズがあっている新品の和服が欲しいな。と思い始めました。ということで、こちらのお店で仕立てました。
女性向けのブランドですが、電話をしたら男性向けの仕立てもやってくれるということでした。生地をネットで選ぶと実店舗で見せてもらえるので大変便利です。木綿だと反物代+1.5万円くらいで仕立ててもらえます。スーツと比べると安い気もします。新型コロナウィルスの影響もあり仕上がりまで2ヶ月くらいかかります。
仕立てた和服は、長襦袢と合わせてちゃんと着たり、スタンドカラーシャツに合わせて書生風に着てみたりなどしました。
冬に向けて
前回の11月頭の出社日は暖かったので羽織は不要でした。長着も前述の木綿の単衣で十分だったのですが、次の出社は12月下旬なのでそれなりに寒そうです。ということで、実家のタンスに眠っていたウールの長着と羽織をもらってきました。父のものですが、私は父が和服を着てるのを見たことが無いんですよね...とはいえ継承できるのはありがたい話です。羽織紐は無かったので、あまり房がうるさくない羽織紐がほしいなあとECサイトを眺める今日このごろです。
和服のよいところ
目論見通り、同僚から声をかけてもらえる機会が増えました! 初めて会う人との話題にとりあえず困らないのも良いところです。
和服のこまったところ
とにかく始めるに敷居が高い...呉服屋さんにも行ってみたけれど、"とりあえず仕立てましょう。"と言われる店もあって最初からそれは難しい。とはいえ、良さそうなお店を探したり、オンラインで買えるところを検討するのはなかなか楽しいので、趣味としてほそぼそと続けて行けたらと思っています。
あしたのクラスター Advent Calendar 2022 (2枚目)は Swanman さんが担当します!