スマートフォン勉強会@関西で発表してきました。

上司が変わったり、結婚式したりと忙しい日々にかまけて全然更新できていなかったのですが、またちゃんと記録をつけようと思います。

スマートフォン勉強会で発表してきました

もう先々週の話になりますが、
スマートフォン勉強会 - すまべん関西&Androidの会関西支部 共同開催
で、はてなでのスマートフォンへの取り組みを話してみては。という話になって iPhone アプリ開発者として発表してきました。

スライドはこちら スマートフォン勉強会@関西11

内容は、はてなでのiPhone開発黒歴史という感じで、試行錯誤段階から、いろいろ不具合をだしつつまともになってきたよ。というお話をしています。あまり技術的に突っ込んだ話はしていません。実際の開発についての話などは はてな技術勉強会id:ninjinkun がしてくれると思うので、ぜひ はてな京都オフィスに に来ていただけたらと思います。

社外での発表は、昨年のRuby会議以来で、もう少し外に出る機会を増やしても良いなと思った次第です。つぎは、Ruby関西に行ってみたいです。

また、社外のエンジニアと交流する機会も久々で、昔からスゴイなあー。と思っていた人に会えたり、モノリスのWindowsMobileアプリを作ってくれている人に会えたりと、実にテンションの上がる勉強会で、非常に面白かったです。

引きこもってばっかりでもいけませんね!

はじめてのプログラミング

人事の先輩 id:tomomii から、"プログラミングを勉強したいのだけれど。"と相談を受けての話。

id:hakobe932 さんなどを交えていろいろ話をしていたのですが、とりあえず言語は
ruby が良いのでは?という話になりました。(perl の会社ではありますが)

なぜ ruby を選ぶのかというと、いくつか理由はあって

  1. おまじないと言われるような、初心者には意味不明なコードを書かないで始められる
  2. よい入門書がある
  3. 当面の目標がwebアプリケーション

というような事項から ruby をお勧めしました。

おまじないが少ない

今日は実際に hello world ぐらいまでのチュートリアルもしたのですが、その辺りまでだと、ターミナルの使い方やディレクトリの概念のほうが難しい話題でプログラミング自体のほうは何も問題が無いように見受けられました。ここで、#include とか出てくると、プログラミングに入ったところでまた、悩み事が増えてしまうので、おまじないが少ないことは重要だと思っています。

Processing: A Programming Handbook for Visual Designers and Artists

Processing: A Programming Handbook for Visual Designers and Artists

おまじないが少ないという意味では、processing も良いと思います。IDEが一緒になっていて、エディタをどうするとか、ターミナルの使い方で悩むということが無いのも素晴らしいです。ただ今回は、webアプリケーション作成が目標なので見送りました。

よい入門書

初めてのプログラミング

初めてのプログラミング

このrubyで書かれた入門書がプログラミング初心者には非常に良いと僕は思っていて、専門学校で教えていた時も参考にしていました(言語はJavaでしたが)。"コンピューターがいかに単純な命令しか受け付けないか"という説明から入るイントロダクションがとても重要で、これから読む人にはぜひイントロダクションを飛ばさずに初めてもらいたいものです。わりと読み物として読めるようにできているので、忠実に従いながらコードを書いた方が理解が早いのではないかと思います。

webアプリケーションを書くなら

Sinatraが簡単で、良いのではないかと!

自分がプログラミングを覚えたのは

Basicが初めで loop とか if とかあるのは理解したのですが、具体的にファミコンのゲームのようなものができるわけでもなく挫折した記憶が鮮明に残っています。

id:akipponn3 さんが書いている(http://d.hatena.ne.jp/akipponn3/20100609/1276075462)ように、やりたいことができるまでの道のりが長すぎて途中で挫折するというのは、プログラミング入門時にはとてもありがちな話ではあります。自分も、

  • ゲーム作りたい > BASIC > 英語に挫折
  • デスクトップマスコット作りたい > DLL作成 > DLL?ポカーン

と挫折を繰り返しながら此処まで来ています。

挫折する確率を低くするには、作りたい物が片鱗でも見えるとモチベーションが上がって効果的です。そういう意味では、それほど ruby の仕様を知らなくてもSinatraは理解できるようにはなります。なので、適当なところで実際に web アプリケーションを作ってみてもらえるように仕組んでいきたいところです。

今日のiPad

カメラ接続キットについて

先日書いた、Camera接続キットを調べていたらいろいろ面白いことがわかってきました。
ひとつは、どうも CF などSDカードではないメディアの類もUSB接続のリーダー経由で読めそうという点。ただし消費電力の少ないやつでないとダメなようで、自分のもっているリーダーは使えませんでした。さらに raw ファイルも読めるみたい、でも自分の一眼は直接USBでつないでも認識しなかった・・・。いまいち使い方に悩む。

もうひとつは、WebCam が接続できたらおもしろそうと思っていたのだけれど、難しそうという点。ドライバが必要な点で難しいのはわかっているのですが、次のバージョンアップで対応してくれたら良いのですが。対応機種は少なくてもいいので!

このへんが参考に
http://store.apple.com/us/questions/product/MC531ZM/A

VGA接続について

こっちも前に書いたけれど、結構対応アプリは少ないのが現状です。自分で作ろうとすると訳もわかるというもので、ミラーリングするだけでもなかなか大変みたいです。

http://stackoverflow.com/questions/2662201/ipad-vga-connector-mirror-screen-in-own-application

実装的には上のリンクのクラスを使うだけでミラーリングが実現できましたが、速度を出すのは難しそうです。ただし、外部ウィンドウの扱いはUIWindowオブジェクトが増えるだけなので結構簡単そう。近いうちになにか作ってみるつもりです。

iPad周辺機器レビュー

iPadが日本でも発売になって、はてな社内もふくめて賑やかな一日でしたが、みなさんビッグウェーブには乗られたのでしょうか。

僕は既にに入れていたので、周辺機器を注文してみました。

  • appleオリジナルケース
  • カメラ接続キット
  • VGA出力ケーブル

の3点です。

結論を先に書いておくと、どれもなかなか気に入っていて、買う価値アリだと思います。ただし、VGAケーブルは対応アプリも少なそうなので慌てなて買う必要はないかもしれません。Keynoteを使う人向けという気がします。

appleオリジナルケース

iPadを使っていて思ったのですが、持ち歩くならケースは必須だと思います。ガラス面も丈夫らしいし、メタルボディも傷付くのがカッコいいとか思うのですがなかなかカバンにがさっと入れられるものでも無いです。

というわけで、毎日会社に持っていくためにケースを買いました。純正のやつです。
純正ではない、シリコンのカバーも使ったことがあるのですが、結局ガラス面が保護されないとカバンに入れるのに躊躇します。精神的につらいひとにはガラス面カバーがあったほうが良いです。

ガラス面カバーは思いのほかしっかり閉まるし、スタンドにするのもなかなか便利です。横位置で少し傾斜をつけるだけで見やすさや、操作性が向上している気がします。

3980円

カメラ接続キット

SDカードを使う機種なら、カードを直接iPadにさせるようになるアダプタです。

接続するとビューアーが開いてインポートする画像が選択できます。自分のカメラはSDカードでは無いので、USBケーブルを接続する方のアダプタを使ってます。2個が一緒になって 2980円。

結構高速なので、外で撮ってすぐ誰かに見せたいとかいう時に便利かも。旅行先とかに持ってくと楽しそう。

これを買ったもう一つの理由が、キーボード接続に使うため。HHKBもバッチリつながります。日本語変換は、コマンド+スペースにアサインされるみたいです。長文を打つのもこれなら快適かも。

VGA接続ケーブル

VGAに出力できるようになります。何でも出力できるわけではなくて、対応アプリだと出力できる、という代物。さっと見た感じ、写真ビューアとKeynoteが対応していました。どちらも、本体の画面のミラーになるわけではなくて、べつのウィンドウとしてつかっています。

写真ビューアで使ってみた図。ディスプレイに全画面表示されるので横に伸びています。これは、ディスプレイ側で調整できるかにかかっていそう。うちのこれは安物なので。

Keynoteを使ってみた図。Keynoteも伸びます。Keynoteの面白いところは、タップしっぱなしにすると、レーザーポインターが画面上に表示されるところ。強調するのがとても簡単です。これでプレゼンするのはちょっと楽しそう。近いうちにやりたい。

2980円

感想など

まずは、アプリがたのしいiPadですが、さらに外部とも連携できるとさらに面白さが増えるような予感がしています。とくにインスタレーション的な遊び方できるんじゃないかなとも思っていて、面白いアプリが作れたら良いなと勉強中です。